オンラインイベント
新型コロナの影響で、2020年3月頃から1年以上経過してもイベント等の自粛、人が集まることへの懸念などが続いています。
そうした中、オンラインイベントが徐々に増えてきていますので、オンラインイベントについて解説いたします。
オンラインイベントとは
オンラインイベントとは、WEB等を活用し、情報発信・体験・交流等をオンライン上で行うものです。
通常のHPと同様、テキスト・画像・動画などによって構成されている点は同じですが、HPとのいくつかの違いがあります。
HPとの違い
オンラインイベント
- 期限があるものが多い
- 入場に制限やユーザー登録をするものが多い
- 双方向性を持たせる(Live配信、オンラインミーティングなど)
HP
- 無期限
- 誰でも閲覧可能
- 情報発信のみ
オンラインイベントの注意点
- 告知、集客を効果的に行う
- 回遊性を意識する
- PC・スマホ・タブレット等、様々なデバイスでアクセスされることを意識する
- リアルタイム(時間)を意識する
オンラインイベントをHPと同じ周知・宣伝ではじわじわとしか視聴回数は増えません。
また、HPでは必要な情報だけ確認して去っていく場合が多くなりますが、オンラインイベントはできるだけ多くのコンテンツを体験・視聴してもらいたいため、導線や興味付けを全ページで行い続ける必要があります。
また、付け焼刃のオンラインイベントページがデバイスによって表示が崩れていることが多々見受けられました。これは表示確認作業を怠った所以です。
一番大事にすべきは、なぜ期限付き公開なのか、ということです。
期限を設けて開催する理由を明確にする
通常のイベントは、会場を使うことから長い期間を占有できない、またはコストの問題や対応する人員の問題などから有期で行います。
オンラインイベントはそもそも場所代がかかるわけでもなく、表示しているだけなら対応する人員がずっと貼りついている必要もありません。
しかし、大抵のオンラインイベントは期限が設けられています。
期限を設定する理由を明確に決めて企画しなければいけません。
<期限を設ける理由 例>
- 限定公開情報(新商品の発売前情報、有料情報など公開されていない情報、など)
- 芸能人など露出時間でコストが変動する
- リアルの環境との連動(雪や桜など季節との連動、売り出し前のマンション公開、など)
- 特別販売(通常価格より安く販売、通常販売していない商品の販売、など)
期限は設けるが、通常のHPと同じ情報(いつでも見れる情報)では参加者がイベント会場を訪れる理由にはなりません。
オンラインイベントを行う際にはなぜ行うのか?HPとは何が違うか?を明確にしましょう。