電子帳簿保存法改正に基づく対応「電子帳簿保存機能のアップデート」

電子帳簿保存法改正で保存されたファイルは検索できなくてはいけません。

また、タイムスタンプ要件緩和のために、データの保存した日時・改訂の履歴などが記録されないといけません。

そういった要件にクラウド会計ソフトでは細やかなアップデートが行われています。

今回はfreeeが行ったアップデートを例にご紹介いたします。

検索要件

  • 取引年月日、取引金額、取引先により検索できること
  • 日付又は金額の範囲指定により検索できること
  • 二つ以上の任意の記録項目を組み合わせた条件により検索できること

以上の3項目があります。

freeeでは、添付ファイルに発行元・金額・発行日が保存可能となります。

また、保存した情報もファイル詳細画面にて確認できます。

freee画面
<freeeより>

登録されたファイルは一覧から検索するこもできます。

freee画面
<freeeより>

元々freeeでは検索が様々な要素からできましたが、ファイルに関しては少し機能が簡素だったことも含めて今回のアップデートで他の情報と何ら遜色ない機能を持ったということですね。

タイムスタンプ緩和要件

  • データの修正や削除の履歴が残る、または修正や削除ができない
  • 入力期限内にデータを保存したことが確認できる

こういった部分も機能改訂が行われました。

今までは添付したものをすぐに削除し、差し替えて新しいファイルにすることができました。

そのため、履歴などは追えない状況でしたが、今回のアップデートにて改訂履歴が表示されるようになりました。

freee画面
<freeeより>
freee画面
<freeeより>