よりい街バル 課題と目的
電子化の目的
- 新型コロナ感染対策として物理的な接触機会(チケット販売のやり取り)の削減
- 電子化による町内の進化
- 電子決済に店舗側・顧客側どちらにも慣れてもらう
元々のご相談は2020年7月だったこともあり、感染対策がメインでした。
しかし、電子化・DX・キャッシュレスの波はとても大きく、早いが町内全体でそれについていけているかというと、難しい部分があり、この街バルをきっかけにキャッシュレスや電子化に慣れていただくことも大きな目的となりました。
しかし、課題も多く出ました。
電子化の課題
- クレジットカードが無いと買えない(ペイペイには対応)
- スマホが無いと買えない(チケットの受付処理を顧客のスマホで行う)
- 電子決済、スマホで購入への抵抗感
大きな問題は、IT・スマホに慣れていない層や物理的にスマホを持っていない人が参加できない、といった問題があり、従来の顧客を切り捨てるのかというお声もありました。
今回は感染対策でもありますが、今後どんどん進む電子化への対応を町内の店舗にもユーザーにも慣れていただきたいという部分が大きいため敢えて電子化へと進みました。
また、地域経済の発展という意義からも今まで利用したことが無い層や他地域からの取り込みを期待する部分が大きく、参加店舗様にはご理解をいただきました。
運用面のポイント(店舗側)
店舗様には、開催1か月前に説明会を開催しました。
テスト環境を提供して、実際にチケット購入から受付処理までを体験かつお店で全従業員さんにも練習してもらえる場を準備しました。
次に、お客様用の説明POP、お店の従業員向け手順POP、トラブル用マニュアルなどを作成し、各お店に配布しました。
さらに、実際の店舗へお伺いし、個別にご相談・操作指導などを行って受け入れ側において問題が起きにくい状況を作りました。
運用面のポイント(ユーザー側)
チケット購入方法をわかりやすく解説した動画を制作。
店舗では表示する画面情報をPOPで用意して、POPを見れば何をすればいいかわかるようにしました。
10月24日時点で大きな問題もなく、チケットも開催して1週間が過ぎた現在半数を切る好調ぶりを示しています。
同じようなイベント開催でお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。