リスク対策はどこまでやればいいのか?①
経営にとって売上や利益を増やすことも大事ですが、同じくらい大事なことに『リスク対策』もあります。
日常と違ったことが起きた際は「売上が減少した」というレベルではない損害が起きることも多々あります。
【リスク】
・個人情報の流出
・ハッキング等による被害
・販売した商品により健康被害
・作業現場での事故
・地震等の災害による拠点の被災
・社員による刑事事件
・企業の法律違反
・ライバル企業からの妨害・盗用
・戦争による被害
全てのリスクに対応するのか?
どこまで対策すればいいのか?
全てに対策できればいいのですが、現実的な予算もあります。
ですが、対策を取るか取らないかも含め検討やシミュレーションを行うことは可能です。
よく想像を越えた被害が出た場合に
「想定していなかった」
「まさか起こるとは思っていなかった」
という発言を記者会見等で聞くことがあります。
こういった発言を聞いた側はどのように感じるでしょうか?
ぜひ、「まさか起こるとは思っていなかった」という無責任な結果にならないように、せめて自社で想定される最悪の事態を考えて、どのくらいの被害が出るか、どのような対策をすればどの程度の被害に抑えられるか、検討されてはいかがでしょうか?