リスク対策はどこまでやればいいのか?④
年々リスクを考えて「無理をしない」ことが企業として信頼される指標になりつつあります。
大手運送会社は大型台風など天候の大きな乱れが想定される際には営業取りやめを始めました。
鉄道も早めの計画運休を行いはじめ、小売り業界も独自の判断で営業を取りやめる動きが出ています。
不便に思う人もいますが、概ね世間では正しい判断と受け取られています。
鉄道に限った話をすると、運休があった日は年々すごい勢いで増えています。
2017年 運休があった日37日(うち関東で7日)
2018年 運休があった日75日(うち関東で4日)
2019年 運休があった日119日(うち関東で40日)
都心の企業は鉄道が止まると社員は出勤しづらくなります。
そのため、災害などで鉄道運休や乱れが予想できるときには予めテレワークを許す制度や時短にする制度があると従業員にとっても安心できるのではないでしょうか。