従業員への待遇で違いがでます
仕事柄、様々な経営者さんにお会いします。
経営者を一括りにできないほど、考え方は違います。
その中でも「人」に対する考え方は相当な違いがあります。
どの経営者さんも必ず
「人が大事」
という趣旨の言葉を述べられます。ですが、行動は全く違います。
その行動は考え方からきているのではと思います。
本当に大事にしてますか?
うちは社員を大事にしている、と言いながら給与・休日日数が少ない場合があります。
営業内容上仕方ない、と考えておられるようですが、本当にそうでしょうか?
「月給20万円から 年間休日105日」
などよく見ますが、これで家族は養えますか?
これで優秀な人材は来るのでしょうか?
「どうせうちのような会社には優秀な人は来ないから」
と深層では考えられているパターンもあります。
企業の大小ではありません。もちろん地域によって来る人数が違いますが、Uターン・Iターンなどが増えている時代ですから優秀な人は十分来る可能性はあります。
そういった優秀な方は色んな会社の条件を見てきているので最低限の条件を出している経営者が良い経営者ではない、と見抜けてしまいます。
改善すべき内容一覧
- 給与、ボーナス、成果給
- 休日日数
- 勤務地
- 拘束時間、出勤退勤時間
- 有給取得
- 昇給
- その他の条件
ポロっと出た本音
以前、本音がポロっと出た経営者さんの本音です。
「社員に渡すお金は一円でも安くしたい。」(残業の話で・・・)
「そんな甘いルールにしたらさぼる。」(有休取得条件の話で・・・)
「社員を遊ばせられない。」(テレワーク導入の話で・・・)
こういった本音、実は結構気づいていないところで社員さんに出していることがあります。
(朝礼・表情・役員や部長との話・社外の人と電話など)
社員さんは結構見てます。ぜひご注意ください。