狙われる中小企業!セキュリティ対策

中小企業は今までハッカーの攻撃対象にはなりにくいものでした。

しかし、最近では大企業への直接攻撃が難しいため、取引のある中小企業を使った間接攻撃「踏み台」が増大。

謝罪会見

中小企業のサイバーリスクが明らかに!?

経産省とIPAが行った「サイバーセキュリティお助け隊事業」において驚くべき結果が出ました。

実証地域

実証地域
<サイバーセキュリティお助け隊事業資料より>

対象企業規模

統計
<サイバーセキュリティお助け隊事業資料より>

参加社総数1,117社、うち半数が20名以下の小規模事業者でした。

実施期間は1か月半~2か月の間検証が行われました。

実証結果(千葉・埼玉地域)

当社も担当させていただいた、⑤千葉、埼玉地域は60社参加・36社がUTMというセキュリティ機器を付けて不正や外部からの攻撃を防御・カウントできる状態で検証を行いました。

  • 78か国18000件の偵察行為(1日あたり17件/台)
  • 不正通信(内部から外部)139000件(1日あたり86件/台)
  • ブロックしたWEBサイト364000件
  • 全受信メール11%がスパムメール

毎日これほどの攻撃にさらされていたことが判明しました。

基本は偵察行為となります。

偵察の次にはマルウェアなどを送り込む行為となり、最終的には情報やデータの破壊・外部流出となります。

なぜ中小企業が狙われる?

「うちなんて大丈夫だよ」

と中小企業の社長はよく仰います。

特にHPもなく、取引先や取引先の先に大手企業がいなければそうかもしれません。

しかし、現在では攻撃が難しい大企業を直接狙わず、その取引先などのセキュリティが弱い中小企業の担当者を狙い、「踏み台」として大企業へ攻撃するパターンが増えています。

自社の損害は大きくなくても、取引先全体で被害が出れば甚大な被害が出ます。

ぜひ、お取引先・お客様・従業員のためにもセキュリティの強化をしていきましょう。

セキュリティに不安があるが何をしていいかわからない場合は当社へお気軽にご相談ください。

ITコーディネータであり、サイバーセキュリティお助け隊だった当社代表がご対応させていただきます。