勤怠管理ツール~ICカード
紙のタイムカードの次に出てきて、現在最も導入率が高いのはIDカードです。
IDカードは社員1人に1枚発行し、勤務中は基本的に首から下げることで自身を証明したり、セキュアな部屋に入るときにかざして入室するなど、自分のものを自分が保持していないといけません。
そのため、不正はタイムカードの比ではないくらい不正は無くなりました。
その分、コストが増えます。
IDカードの問題
- 社員が入社するたびに発行する
- 紛失した場合、緊急で再発行が必要(無いと入室できないなど業務に支障が出るため)
- 期間限定の社員であっても発行が必要
- 社員数がいないと検討しづらい
実際にアルバイトの多い店舗等での普及は進んでいません。町工場などでもやはり普及していません。工場などでは首から下げる社員証は危険性があるため運用面でも拒絶されやすくなっています。
IDカードに代わるICカード
最近では非接触のICカードが様々な場面で使われています。特に皆さんが一度は使ったことがあるのは交通系カード(SuicaやPASMOなど)や電子マネーカード(WAONやnanaco)ではないでしょうか。
こういったカードには個別の識別番号が付与されているため、これらを利用してIDとして使用することができます。
社員さんとICカードを紐づけます。そうすれば、社員さんが使用するICカードが社員証代わりになり出退勤管理に使えます。