テレワークを考える
テレワークは「社員に楽をさせよう」、というのとは少し違って、「仕事のやり方の見直し」です。
「○○じゃなきゃだめ」「○○はこうあるべき」
という先入観や固定観念が企業には多々ありますが、最もメジャーなものが
「社員は会社に出勤する」
ではないでしょうか。
そのメジャーさゆえに東京をはじめとする大都市は対策不可能な通勤ラッシュを発生させています。
社員が一所に集い、顔を合わせるメリットはいっぱいあります。
でももしかしたらその一部分を変えるだけで効率も生産性もアップして、社会にとってもいいのではないでしょうか?
【集まるメリット】
・一体感が生まれる
・コミュニケーションがとりやすい
・文字では伝わらない情報がわかる(顔色が悪い、不機嫌など)
・設備を共有できる
・相談など話しかけるタイミングがはかりやすい
・仕事ぶりを観察できる
【集まるデメリット】
・人数分のオフィス家具
・人数分に合わせたオフィス(の広さ)
・通勤にかかる時間、費用
・通勤による社員の精神・体力の損耗
・通勤にかかるリスク(災害・遅延・雪・事故・事件など)
・顔を合わせるがゆえの人間関係(いじめ・ストーカーなど)
・無駄な世間話
・仕事をしているふりができる(バタバタして頑張っているふうに見せられる)
・紙を使う(連絡事項・資料・稟議書・申請書などが紙で活用についての検討が行われない)
テレワークは全員ではなくてもいいし、毎日ではなくてもいいと思います。
ぜひ月に一度、週に一度、数人から始めてみてはいかがでしょうか?